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ED(勃起不全)のコラム医師監修によるED(勃起不全)についての記事

【医師監修】20代の中折れの原因と対処法

はじめに

EDや中折れは、年配の方だけに見られる症状ではありません。20代の若い世代でも中折れや勃起不全になることがあります。ここでは、20代の中折れの原因と対処方法を解説します。

20代の中折れ

20代の中折れの原因とは?

20代の中折れの原因は、多くの場合「心因性」によるものです。心理的なストレスやプレッシャー、トラウマによって性的興奮が起こりづらくなると、勃起の維持が難しくなります。

心理的な原因を具体的に挙げると、以下の3つが代表的です。

  • ・仕事のストレスや疲労の蓄積
  • ・性行為の経験不足による緊張
  • ・過去の性行為におけるトラウマ

原因1. 仕事のストレスや疲労の蓄積

20代はがむしゃらに働きがちな年代。ハードワークによるストレスや疲労が影響することが考えられます。

  • ・朝は元気があったのに、仕事が終わって帰ってくると疲労で勃たない……
  • ・なんとか挿入できても、途中で疲れが勝って中折れする……

また、単純な疲労だけでなく、上司や同僚との人間関係の悩みやストレスも見逃せません。「上司に怒られてばかりで辛い」「同僚との仲があまり良くなく、孤立している」といった精神的なストレスが大きくなると、性的な興奮も起こりにくくなります。

原因2. 性行為の経験不足による緊張

20代は性行為の経験回数が乏しい場合も多いかと思います。性行為に不慣れですと、様々な不安や緊張が生じる可能性があります。

  • ・無事に最後までやり遂げられるだろうか・・・
  • ・不手際で彼女をイライラさせないだろうか・・・
  • ・経験の無さをバカにされないだろうか・・・

この場合、場数を踏めば徐々に性行為に慣れていって、緊張や不安を克服できるケースもあります。

原因3. 過去の性行為におけるトラウマ

以下のような出来事によるトラウマ(心的外傷)を心に抱えているケースでは、単純に場数を踏むだけでは解決しないケースが多いです。

  • ・初体験で失敗して自信喪失
  • ・彼女の言動に深く傷ついた
  • ・これまで、性行為で一度も満足に射精できていない

トラウマを抱えている方の場合、性行為を前にすると強い不安に襲われます。「また勃たないんじゃないか・・・」「今回も途中で萎えてしまうんじゃないか・・・」といった不安のことを、「予期不安」と呼びます。予期不安を感じると肉体面にも影響して、中折れを引き起こしがちです。その失敗がトラウマを強化して、次回の性行為の際に予期不安がさらに強くなり……という悪循環にはまってしまいます。

20代の中折れの改善方法

対処方法1. 仕事のストレスや疲労を確実に解消する

仕事上のストレスや疲労を完全にゼロにすることは難しいでしょう。そのため、ストレスや疲労を溜めこまずに、できるだけ素早く解消することが現実的な対処方法です

  • ・パートナーに仕事のストレスや悩みを気軽に相談できるような関係性を作っておく
  • ・睡眠時間を7~8時間は確保する(平日に難しければ休日に多く睡眠を取る)
  • ・ストレスを解消できる趣味をもっておく
  • ・適度なアルコール(過度な飲酒はNG)

単純な疲労やストレスが原因の場合は、上記の改善方法をまず試してみましょう。

対処方法2. ED治療薬を使いながら性行為の経験を積む

性行為の経験回数を増やしていけば、女性や性行為に対する免疫ができて緊張も緩和することが多いです。その補助として、バイアグラなどのED治療薬を利用するといいでしょう。

バイアグラ

【主な特徴】

  • ・服用後30分~1時間で効果発現をもたらし、3~4時間作用
  • ・食後に服用すると、効果が現れるまでに時間がかかる

【可能性のある副作用】

全身や顔の火照り・軽い頭痛・軽いめまい・動悸・目の充血・胸焼けなど

レビトラ

【主な特徴】

  • ・服用後約10~25分以内で、効果発現をもたらし、6~8時間作用
  • ・食事の影響を受けにくく、長時間の作用

【可能性のある副作用】

全身や顔の火照り・軽い頭痛・軽いめまい・動悸・目の充血・胸焼けなど

シアリス

【主な特徴】

  • ・勃起不全(満足な性行為を行うに十分な勃起とその維持が出来ない患者)の改善にすぐれた効果を示します。
  • ・食事の影響を受けにくい 。
  • ・服用後36時間にわたって勃起機能改善効果が認められている。

【可能性のある副作用】

全身や顔の火照り・軽い頭痛・軽いめまい・動悸・目の充血・胸焼けなど

上記3種は代表的なED治療薬であり、それぞれの種類によって作用や持続時間に違いがあります。当クリニックでは、ED治療薬をお求めやすい価格でご提供しております。
ED(勃起不全)治療薬の詳細はこちら

対処方法3. トラウマが非常に強い場合は心理療法も視野に入れる

トラウマは経験不足からくる単純な緊張とは違い、慎重に対処する必要があります。下手に場数を踏んで改善しようとすると、余計に症状が悪化してしまう危険性があります。トラウマを抱えた状態で性行為に失敗すれば心の傷はさらに深くなり、そうなったあとではトラウマを取り除くことが困難になるからです。

この場合は、心理療法の専門家を頼ることも視野に入れましょう。

  • ・心療内科
  • ・カウンセラー
  • ・セラピスト

これらの専門家によるカウンセリングや心理療法を受けることでトラウマ解決に繋がる可能性があります。もちろん、心理療法の専門家のレベルや技術には個人差があります。トラウマは心の奥深くに根付いているため、ただ悩みを聞いてもらうだけでは解消が難しいでしょう。催眠療法やNLP、信念体系変更(ビリーフチェンジ)といった本格的な心理療法を提供できる専門家を頼るべきです。

中折れどころか、まったく勃たない場合の対策は?

20代でまったく勃起できない場合は、心因性ではなく器質性のEDの可能性があります。事故による外傷を除けば、器質性のEDは動脈硬化などの血管障害が原因です。通常、20代で動脈硬化を発症することは珍しいのですが、食生活の乱れや過度な飲酒、運動不足といった不摂生が積み重なれば、20代の比較的若い方でも、勃起が困難になるケースがあります。

血管性(血管が原因)のEDは、EDウェーブ(血流改善治療)が有効です。患部に低衝撃波を当てることで血流を改善する治療方法で、勃起機能の根本的な回復が期待できます。血管障害が原因のEDの場合は、ED治療薬よりもこちらがおすすめです。
ED(勃起不全)根本治療の詳細はこちら

まとめ

  • ・20代の中折れ、原因の多くは心理面(仕事の疲労やストレス・経験不足による緊張・過去のトラウマ)
  • ・疲労やストレスが原因の場合は、疲労やストレスを溜めこまずに解消することが重要
  • ・経験不足からくる緊張の場合は、ED治療薬の力も借りながら場数を踏むのがおすすめ
  • ・トラウマを抱えている場合は慎重に!必要なら、心理療法の専門家を頼るのも手
  • ・まったく勃たない場合は血管性EDの可能性も!血流改善治療も視野に入れる

20代のEDは心理的な影響が大きいです。トラウマレベルの場合は心理療法の専門家への相談が必要かもしれませんが、それ以外でしたらED治療薬を使いながら性行為の成功体験を積んでいくことで、改善に向かっていきます。

20代の中折れにはED治療薬が有効とされています。
まずはED専門医へご相談をください。

メンズライフクリニックは無料で診察を行っており、お薬のご購入についてはご本人の判断におまかせしております。薬を使うべきかどうか判断に迷う場合は、まずは一度、お気軽にご相談いただければと思います。

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DOCTOR

監修医師

宮﨑 元祥
東京・池袋院 院長
宮﨑 元祥 医師

経歴

  • 2014年3月 北里大学医学部医学科 卒業
  • 2015年4月 新潟県厚生連糸魚川総合病院にて臨床研修を開始
    臨床研修修了後、大手総合病院にて診療に従事
  • 2017年7月 メンズライフクリニック(旧六本木EDクリニック)を開設
  • 東京・池袋院 院長を務める
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ADVICE

医師からのワンポイントアドバイス

POINTEDは根本的に治療することが大切です!

ED治療には一般的にED治療薬を利用されることが主流ですがこれは一時的にEDを改善するためであり根本的に勃起不全を改善できるわけではありません。最新鋭のED治療であるEDウェーブⅡを用いてED治療薬を服用できなかった方や副作用が心配な方、ED治療を根本的に治療したい方におすすめの治療方法をご紹介します。

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メンズライフクリニックについて

メンズライフクリニックは、全国に16院を展開している男性専門総合クリニックです。
東京・新宿院ではED専門治療に特化した最新鋭の治療を提供しております。一般的にはED薬治療ですが、薬が服用できない方のために血管機能を回復させる低出力衝撃波ED治療(EDウェーブⅡ)を行いすべての患者様のお悩みが解決できるよう努めています。
患者様のお悩みに寄り添いプライバシーへの配慮を心掛け、大切なプライベートなお悩みをケアいたします。