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包茎のコラム医師監修による包茎についての記事

【医師監修】ペニスの構造とその役割とは?個人差は?

はじめに

男性の生殖器であるペニス(陰茎)は表に見えている亀頭や包皮だけではなく、その内側にさまざまな組織を持っており、それらが勃起や射精を支えています。また、ペニス周辺にも精子や精液を作るいくつかの器官があります。ペニスの見た目には個人差があり、色や形は人それぞれです。この記事でペニスの構造や役割を知り、包茎や短小への理解の一歩を踏み出しましょう。

【医師監修】ペニスの構造とその役割とは?個人差は?

ペニスの構造について

男性の生殖器であるペニスの構造について、亀頭、包皮、尿道、海綿体 の4つの部位に分けて解説します。生殖器の機能としては、勃起やオルガスム、射精などがあります。例えば亀頭などが刺激を受けることで、脳と脊髄に信号が送られ射精が起こります。このようにペニスの構造を支える部位は、生殖機能を支えています。下記にて、部位ごとの役割の詳細を解説します。

海綿体(陰茎海綿体・尿道海綿体)

海綿体とは、非常に細い血管が無数に集まってできているスポンジ状の組織 で、周りは白膜という分厚い膜に覆われています。ペニスが刺激を受けると海綿体が緩み、そこに一気に血液が流れ込みます。海綿体は血液の圧力で膨らみ、硬くなります。これが勃起の仕組みです。勃起時にきちんと血液が流れることが重要なので、ED(勃起不全)の治療は薬などで血流を促進させています。

海綿体は陰茎内に、合計三本存在します。二本一対になっている陰茎海綿体と、尿道を保護するように作られている尿道海綿体 です。陰茎海綿体はペニスの背面部に位置し、尿道海綿体はその下(裏側)に位置しています。陰茎海綿体の特徴は先述したように、勃起時に血液が流れ込み硬くなることです。一方、尿道海綿体はペニスの先端で広がって亀頭を形作っていることが特徴です。勃起時には膨らみますが、硬くはなりません。

亀頭(陰茎亀頭)

亀頭は、陰茎(ペニス)の上部にあります。亀頭部分の皮膚は薄く、感覚受容器が発達しています。セックス時の摩擦による刺激に敏感に反応し、血液が集まって膨らんだのが勃起状態です。亀頭が刺激に敏感なことは射精を促すうえで重要ですが、反応がよすぎると早漏に繋がることもあります。また、亀頭の皮下組織は細菌による影響を受けやすいため性感染症や、炎症などの症状を引き起こしやすいです。このことから、亀頭を清潔に保ちにくい包茎は、性感染症に感染しやすい状態になっているのです。

亀頭の内部構造を見ると、尿道海綿体という組織が先端で広がっています。尿道海綿体は勃起時に膨らみます。

包皮(陰茎包皮)

包皮は、陰茎を覆っている皮のことです。包皮の外側を外板側包皮、内側を内板側包皮と呼びます。オーストラリアの研究によると、包皮はセックス時に女性器と男性器の摩擦をほどよい刺激に調整する役割を持っていると言われています。包皮の内側には柔らかい皮下組織があり、これによって前後運動が容易になっているのです。また、陰茎を覆っているのは、刺激に弱い亀頭を保護するためであると考えられています。特に幼少期に亀頭が包皮で覆われているのは、亀頭の保護と大きく関わっているのです。

ただし常に亀頭に包皮が被っている状態は包茎と呼ばれ、皮がどの程度むけるかで、真性包茎・仮性包茎・カントン包茎の大きく3つに分けられています。真性包茎は、通常時・勃起時、ともに包皮はむけません。仮性包茎は通常時は皮がむけていないものの、勃起時にはむくことができます。カントン包茎は、包皮の先端部分が非常に狭く、皮をむこうとすると痛みを伴う状態です。包皮は亀頭を保護する役割がありますが、それが過剰な場合はセックスや自慰行為の妨げとなってしまいます。

尿道

名前のとおり、尿の通り道 です。尿道海綿体の下を通って、ペニスの先端に到達しています。体の内部では、膀胱を出てすぐに前立腺がありその中で精子を運ぶ器官である精管と、尿道が接合しています。勃起時は尿道が狭くなるので、基本的には尿意を感じにくくなります。 尿道は射精時にも使用されており、精液は尿道を通って体外へ射精されている のです。精液そのものは、前立腺や精嚢腺などの分泌液と精子が混ざってできています。ちなみに、女性の尿道は約3cmですが、男性はペニスなどがある関係で尿道は長く、2cm程度あります。

ペニス周辺の構造について

精巣や、陰嚢など生殖器の活動を支えているペニス周辺の構造を確認します。

精巣(睾丸)

精巣は睾丸(こうがん)とも呼ばれ、精子を作る器官 です。陰嚢という袋状の組織の中にあり、陰茎の下部に位置しています。精巣は右と左にひとつずつあり、左側が右側よりも低い位置にあります。精子以外にもテストステロンなどの男性ホルモンも、精巣で作られています。 精巣の中に細い管の精巣管があり、この中にある精粗細胞から精母細胞が作られ、精母細胞は精子細胞になります。そして、精子細胞はやがて精子になるのです。精子は1日で1億2000万個作られ、1回の射精では約3億個が放出されると言われています。

また、精巣の近くには、精巣上体と呼ばれる器官があり、精子が女性器の生殖器系に入り卵子に受精する能力を得る環境になっています。精巣上体は、6m近い長さの微細な管がコイル状になっており、左右の精巣にひとつずつあります。

陰嚢

陰嚢は、陰部の嚢(ふくろ)という名前のとおり、精巣を包んでいる袋状の組織で、陰茎の根元に位置しています。陰嚢の役割は、 精子を作る適温(34度~35度)を保つこと です。陰嚢は汗腺が多く、これによって適温を保っています。陰嚢の外側の気温によって伸縮、縮小して、放熱したり熱を逃がさないようにしたりしているのです。暑いときは緩んで体から遠ざけて放熱し、温度が低い時は収縮して体に卵巣を引き付けて温めています。

前立腺

前立腺は男性だけが持っている生殖器で、前立腺液と呼ばれる精液の一部を作っています。 また、精子に栄養を与えたり、保護したりする役割も担っているほか、運動機能を助ける役割も持っています。ただし、そのほかの働きの詳細はわかっていません。直腸と恥骨の間に位置し、膀胱の出口付近で尿道を中心として、それを取り囲むように存在しています。栗の実やくるみぐらいの大きさと例えられることが多く、形自体も栗に似ています。なお、前立腺は加齢とともに大きくなることが特徴です。

精管(輸精管)

精管は輸精管とも呼ばれ、精巣で作られた精子を尿道まで運ぶ管 です。精巣から精嚢まで続いており、長さが約40cm~60cm、直径は約3mmと非常に細いことが特徴です。精管はぜん動運動をしており、これにより精子を運んでいます。精子は射精後に卵子を目指して動くため、そのときのためにエネルギーを温存する必要があるからです。

男性の避妊手術であるパイプカットは、精管を縛って精巣から精子が精液中に送り出されるのを防ぐ手術です。

射精管

射精管は、射精時に精液が通る管 です。精嚢と前立腺を繋ぐように位置しています。精管から送られてきた精子は、射精管の内部で精嚢から分泌された液と混ざったあと、前立腺液とも混ざります。それにより精液が完成します。

ペニスの個人差とは

ペニスの長さや色など見た目の違いには、個人差があります。 男性の生殖器は外側に出ているため人に見られやすく、ともすればコンプレックスにもなりますが、ほかの人と形や色が違うのは当たり前なのです。具体的には、下記項目で差異が出ます。

  • ・竿部分の長さ、太さ、形
  • ・竿部分の長さ、太さ、形
  • ・亀頭辺縁部(カリ)の形、大きさ
  • ・反り方
  • ・色

色はピンク系や茶色、黒色など肌に近い色もあれば青白い色や、紫系の色をしていることもあります。ペニスの反り方(曲がり方)も、右曲がりや左曲がりもあれば、曲がらずにまっすぐの方もいます。ペニスだけではなく、体の各部位は個人差が出ます。骨格や頭の形、手のシワの付き方など例を挙げれば多数ありますが、ペニスの違いもそれと同様です。また、長さについては見た目の差はありますが全長は決まっています。

しかし、どうしてもペニスの長さや太さに関しては他人と比較してしまいがちです。下の記事では、ペニスのサイズが小さくなることや、マイクロペニス(短小)について詳細を解説しています。気になっている方はご覧ください。

関連リンク①:【医師監修】加齢や喫煙でペニスは小さくなることってあるの?その原因と改善方法を解説します。

関連リンク②:【医師監修】マイクロペニス(短小)とは?サイズの基準と治療法についてご紹介

ペニスを大きくすることは可能?

ペニスの長さや太さ(大きさ)を変えることは可能です。具体的には、下記の3つの方法が考えられます。

  • ・生活習慣の改善
  • ・増大手術
  • ・長茎手術

例えば、勃起したときに大きくしたいのであれば、膨張率を上げるための取り組みができます。生活習慣が起因し、ホルモンの分泌量などが減少しており、その人の最大の膨張率に達していないこともあります。その場合は、食事の見直し、適度な運動、良質な睡眠などの生活習慣を見直してみましょう。ただし生活習慣を見直し、体に影響が出るまでには時間がかかります。 早く、確実にペニスを大きくしたい方は、増大手術を検討しましょう。増大手術は、陰茎部にスーパーヒアルロン酸などが入った薬剤を注入してペニスを大きくする手術です。ほかにも、ペニスのいわゆる 竿部分の通常時の長さを伸ばす長茎手術 もあります。こちらは、下腹部の脂肪などで体内に埋もれている部分を引き出す手術です。包茎改善のためにも用いられ、ペニスが長くなることで余っていた包皮が伸び、亀頭がむき出しになります。

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メンズライフクリニックでは、30年の経験を持った包茎専門医による包茎手術を行っています。他クリニックの器具を使用した包茎手術とは違い、メンズライフクリニックは包茎専門医による完全ハンドメイド手術でお一人ひとりに合った治療で自然な仕上がりと痛みの少ない治療を実現します。

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まとめ

陰茎の中には海綿体や、尿道があり、勃起時や射精時に大きな役割を果たしています。 また、刺激に敏感な亀頭部は射精を促し、包皮は亀頭部を保護する役目があります。そして陰茎周辺にも精液や精子を作る組織が存在し、さまざまな器官が関わって勃起や射精に至っていることがわかります。 陰茎の色や形、大きさなどには個人差があり 男性全員が一緒というわけではありません。しかし、大きさや長さについては気になる方が多いのも事実です。陰茎を大きくするためには生活習慣の見直しや、増大手術などの選択肢があります。

大切な生殖器ですから、その構造や仕組みを知って、今まで以上に丁重に扱ってあげましょう。

DOCTOR

監修医師

奥村 康之
医療顧問
奥村 康之 医師

経歴

  • 2005年 和歌山県立医科大学医学部卒業後
  • 大阪大学医学部附属病院にて麻酔科、形成外科研修医勤務
  • 藤田保健衛生大学附属病院 形成外科所属
  • 2007年~大手メンズクリニック、美容クリニック勤務後、
  • 2012年11月~AGAスキンクリニック名古屋院の院長就任
  • 2018年8月~医療法人社団真美会理事長に就任
  • 2021年5月~メンズライフクリニック医療顧問に就任
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メンズライフクリニックは、全国に15院を展開している男性専門総合クリニックです。
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痛みを抑えた麻酔を目指し、完全予約制とオール男性スタッフの対応により、患者様のプライバシーにも配慮しています。これまでに10代~80代までの方がご来院されており、多くのご支持をいただけるまでになりました。
当クリニックでは20年以上の豊富な経験を持つ医師が、カウンセリングから術後のアフターケアまでを全力で行います。多数の症例を基にした無料カウンセリングは、親切・丁寧を心掛けておりますので、お気軽にご相談ください。

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