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包茎のコラム医師監修による包茎についての記事

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【医師監修】包茎(ほうけい)だとセックスに支障が?包茎の種類別、セックスにおけるトラブルについて解説!

はじめに

真性包茎(しんせいほうけい)、仮性包茎(かせいほうけい)、嵌頓包茎(かんとんほうけい)のどれもが、セックスに支障をきたす恐れがあります。コンドームが外れやすいことや早漏になりやすいことに加え、挿入時に激しい痛みを伴う可能性もあるのです。この記事では包茎の種類別にセックスにおけるトラブルとその対策について解説します。

【医師監修】包茎だとセックスに支障が?包茎の種類別、セックスにおけるトラブルについて解説!

包茎の種類とは

包茎には、大きく分けて3種類あります。真性包茎(しんせいほうけい)、仮性包茎(かせいほうけい)、嵌頓包茎(かんとんほうけい)です。これらは、包皮がどの程度亀頭を覆っているかで名称が異なります。それぞれの包茎の状態について、詳細を下記で解説します。

真性包茎

真性包茎(しんせいほうけい)

真性包茎は、通常時も勃起時も亀頭が包皮で覆われている状態 です。包皮口(包皮輪)が非常に狭いか、亀頭と包皮がくっついてしまっているため、包皮をむけません。無理にむこうとすれば亀頭の先が見える場合もありますが、ほとんどの場合は難しいでしょう。

真性包茎のデメリットは、下記の点が挙げられます。

  • ・恥垢が溜まり、悪臭がする
  • ・不衛生なため性感染症を引き起こしやすい
  • ・洗いにくく清潔に保つことが難しいので、かゆみや赤みを引き起こしやすい
  • ・早漏になりやすい
  • ・無理やり包皮をむくと痛みが生じる

真性包茎は常に亀頭が包皮に覆われているため、尿や汗、精液などの分泌物が混ざって固まっている恥垢が溜まりやすいので、悪臭が発生しやすい です。悪臭はセックスの妨げとなるので、早急に解決したほうがよいでしょう。また衛生面から見ても恥垢は細菌の温床になるため、さまざまな病気や炎症を引き起こす原因となります。

さらに、真性包茎は、早漏 にもなりやすいです。亀頭が常時包皮に包まれているため、亀頭が刺激に慣れていません。したがって、少しの刺激でも射精してしまうことがあるのです。セックス時に狭い包皮口が強く亀頭をこすれることも、早漏の原因になります。

仮性包茎

仮性包茎(かせいほうけい)

仮性包茎は日本人に多く、普段は亀頭が包皮に包まれていますが、勃起時には皮がむける状態 です。セックスは問題なく行えますが、真性包茎と同様、亀頭が皮に包まれているので刺激に弱く、射精しやすいです。ほかにも、仮性包茎には以下のようなデメリットがあります。

  • ・きちんと亀頭が洗えず、包皮炎や亀頭炎など炎症を引き起こしやすい
  • ・包皮炎を繰り返すと包皮口が狭くなり、嵌頓(かんとん)包茎に移行するリスクがある
  • ・早漏になりやすい
  • ・炎症だけではなく性感染症にかかりやすい

亀頭が包皮に覆われているため隅々まで洗うのが難しく、恥垢がたまり、細菌などが原因で炎症を引き起こしやすい状態 です。また、仮性包茎は包皮炎を繰り返すことで、嵌頓(かんとん)包茎に移行することがあります。嵌頓包茎は、下記項目で詳細を説明しますが、勃起時に皮をむくと強い痛みを感じる状態です。

生活やセックスに大きな支障がないとは言え、さまざまなリスクの元になるのでなるべく治療したほうがよいでしょう。

嵌頓包茎

嵌頓包茎(かんとんほうけい)

カントン包茎は、通常時、亀頭は包皮に覆われており、勃起時に皮をむこうとすると締め付けるような強い痛みを感じる状態 です。これは包皮口が非常に狭く、むくことで包皮口が無理やり引っ張られるような格好になるためです。嵌頓とは、臓器などが正常な位置からずれ、元に戻らないことを示す医学用語です。ほかにも、下記のようなデメリットがあります。

  • ・亀頭が洗えないため、不衛生になりやすい
  • ・包皮を無理やりむくことで強い痛みを感じる
  • ・無理やり包皮をむいて、元に戻せなくなる恐れがある

カントン包茎で一番危険なのは、無理やり皮をむいて亀頭を出し、皮が元に戻せなくなってしまうケース です。包皮が亀頭下の部分を強く圧迫し、最悪の場合、亀頭が壊死してしまいます。この場合は、早急に手術をしなければなりません。また、性行為でも挿入時に強い痛みを感じることが多く、性生活に支障をきたすでしょう。実際、カントン包茎の方で、痛みを理由に手術をされる方もいます。

包茎のセルフチェックはこちら

包茎だとセックスに支障をきたす?

真性包茎、仮性包茎、嵌頓(かんとん)包茎と3つの包茎がありますが、なかでも真性包茎とカントン包茎は、セックスに支障をきたす恐れがあります。 仮性包茎はほとんど問題なくセックスはできますが、3つの包茎に共通しているセックスに関するデメリットは、コンドームが外れやすいことと、 早漏になりやすい ことです。コンドームを装着しても、包皮が擦れて膣内でコンドームが外れてしまう場合があります。また、どの包茎も亀頭が包皮に覆われているため、亀頭が刺激に弱く早漏になりやすいです。早漏にコンプレックスを抱き、ED(勃起不全)に繋がってしまうケースもあります。

次章で3つの包茎ごとに、セックスでの支障について解説します。

真性包茎(しんせいほうけい)とセックスについて

軽度の真性包茎の場合、セックスは問題なくできます。包茎ではない方と同じように挿入、射精することが可能です。しかし、ほとんどの場合において、真性包茎のままではセックス中にトラブルを抱えることになるでしょう。 一番のトラブルは、匂いです。真性包茎は通常時・勃起時ともに亀頭が包皮に覆われており、洗いにくいので恥垢が溜まりやすいです。恥垢は悪臭の原因となり、セックスの妨げとなってしまうでしょう。

臭いの問題を含めて、3点、真性包茎が引き起こしうるセックス中のトラブルを解説します。

臭いが気になる

真性包茎でセックス中に気になるのは、臭いです。真性包茎は、亀頭が常に包皮に覆われているため、恥垢が溜まりやすいです。恥垢とは、汗や尿、精液などが固まったもので、亀頭部分に白や黄色の点となって表れることが多いです。 恥垢の臭いは非常に強烈 なので、セックス時にはパートナーはもちろん、本人も気持ちがそがれてしまう可能性があります。特に、汗をかきやすい夏場は臭いがこもりやすくなります。また、悪臭がすることで、病気にかかっているのではと不安になるパートナーもいるでしょう。解決方法は入浴時に隅々まで洗うことですが、皮をむいて洗わなければならないので、 丁寧に洗うのが非常に難しいです。最終的に、パートナーのすすめで手術に踏み切る方もいます。

ペニスに激痛が走る

真性包茎の場合、挿入時や、挿入後に動いた際にペニスに激痛が走る ことがあります。包皮が引っ張られることで、痛みが生じるのです。また、そもそも挿入自体がうまくいかないこともあります。痛みを伴ってセックスを中断することになれば、自分自身もパートナーも満足してセックスを終えることができないでしょう。最終的にはセックスから遠ざかり、関係が悪化してしまう可能性も否定できません。セックス中に痛みを感じた場合は、速やかにクリニックを受診し、原因と対策を明らかにするのがよいでしょう。

コンドームが外れやすい

真性包茎に限ったことではありませんが、包茎の場合、コンドームが外れやすいリスクがあります。 挿入してから動く際に、包皮も動くことでコンドームを押し上げ、外れてしまうのです。コンドームが外れないようにするためには、サイズの合ったものを使用することと、 装着方法に気を付ける 必要があります。装着時には、包皮をしっかりと根元まで寄せて亀頭の先端からゆっくりとコンドームを装着しましょう。その後、何回かペニスをしごき、コンドームと包皮をなじませることがポイントです。ただし、真性包茎の場合は包皮をむくと痛みが生じることがあります。その際は、痛みを感じない部分まで包皮をおろして優しくコンドームを装着しましょう。

仮性包茎(かせいほうけい)とセックスについて

仮性包茎の場合は、ほとんど問題なくセックスができます。しかし、コンドームが外れやすいことや射精が早い可能性がある点は、ほかの包茎と同じ です。下記では、仮性包茎の方がセックスをするときに起こりうるトラブルを解説します。

性行為中にコンドームが外れることがある

包茎の場合、セックス中にコンドームが外れやすい です。挿入後、ペニスを動かす際に包皮が動きコンドームの装着を緩めてしまうためです。コンドームが外れないようにするためには、サイズと装着方法に気を付けましょう。 サイズは、フィットするものを選びます。緩いサイズのものを装着すると隙間から空気が入り込み、コンドームがずれやすくなってしまいます。また、装着時には、十分に勃起させた上で一旦包皮を根元までおろし亀頭部分から慎重にコンドームをつけましょう。片手で包皮をおさえ、もう片方の手でコンドームを根元までおろします。パートナーに手伝ってもらいながら装着するのもよいでしょう。最後に、装着したらすぐに挿入するのではなく、数回自分でペニスをしごいてコンドームと包皮をなじませることでより密着させられます。一回でスムーズにやろうと焦らず、丁寧に行うことがポイントです。

膣内で痛みを感じることがある

包皮が膣内で擦れてしまい、痛みを感じる ことがあります。また、ひどい場合には炎症を引き起こすかもしれません。仮性包茎だけではありませんが、包茎が原因の炎症がある状態で挿入すると、出血してしまい、コンドームが血だらけになってしまうこともあります。痛みを感じた場合は速やかに泌尿器科を受診し、原因を究明しましょう。

射精が早いことがある

包茎は、常時亀頭が包皮に覆われているので、早漏になりやすい です。亀頭が包皮に覆われているということは、亀頭が刺激に慣れていないということであり、セックス中の少しの刺激で射精してしまうこともあるのです。自慰行為では問題ないかもしれませんが、射精が早いとパートナーが満足するに至らず、本人も自信を無くしてしまうでしょう。最後にはセックス自体が億劫になったり、ED(勃起不全)になったりする恐れもあります。

早漏を治す方法はいくつかありますが、自慰行為中に射精をコントロールする練習をしたり、骨盤底筋を鍛えたりする ことが挙げられます。また、自分が早漏だとわかっている場合は、前もってパートナーに告げることも重要です。

嵌頓包茎(かんとんほうけい)とセックスについて

カントン包茎は、真性包茎と仮性包茎の中間のような状態と言われることもありますが、セックス時においては一番リスクを伴う可能性が高い です。特に、勃起時に包皮を無理やりむいてしまうことで強烈な痛みが生じたり、皮をもとに戻せなくなってしまったりすることは大きな弊害といえるでしょう。カントン包茎とセックス時のトラブルについて、詳細を解説します。

ペニスに強烈な痛みがある

カントン包茎は、勃起時に皮をむくことでペニスに強烈な痛みが生じる ことがあります。また、自慰行為の際は包皮を被せたままだったのがセックス時に皮をむいたことで、激しい痛みを感じたという方もいます。ほかにはコンドームを装着してのセックスは平気でも、そのまま挿入すると痛みを感じるというケースもあります。カントン包茎は包茎口が非常に狭く、皮をむく際に、それが広がると痛みを感じます。セックス時だけではなく、自慰行為でも痛みや出血を伴うことがあり、それが恐怖となってセックスから遠ざかってしまう方もいるでしょう。また、カントン包茎で一番危険なのは、むいた包皮を元に戻せなくなることです。亀頭下の部分で皮がひっかかり、 ドーナツ状に腫れてしまい、亀頭が壊死してしまう恐れもあるのです。解決するには、手術が最善の手立てとなります。

コンドームが外れやすい

真性包茎、仮性包茎の項目でも紹介しましたが、カントン包茎もコンドームが外れやすい リスクを伴っています。カントン包茎は、コンドームを装着する際に皮をむくことが難しいので、正しい装着ができない恐れがあります。コンドームが陰茎にフィットしていない状態で挿入すると、コンドームは外れやすいです。対策としては、皮を痛くないところまでむいてコンドームを優しく装着することですが、それも厳しい場合は、手術を視野に入れたほうがよいかもしれません。

早漏になりやすい

カントン包茎は、ほかの包茎と同様に亀頭が包皮に覆われている時間が長いため、早漏になりやすい です。亀頭が包皮に包まれていると亀頭が刺激に弱く、セックス時や自慰行為時にすぐに射精してしまいます。また、セックス時には包皮の上下の動きによってペニスに強い刺激が与えられ、射精がコントロールできなくなることもあるでしょう。早漏を治療するには自慰行為の段階で刺激に慣れ、射精までの時間を延ばす方法や骨盤底筋を鍛える方法などがあります。しかし 包茎手術をすることで、ようやく根本的な解決ができるので、手術を検討してみてもよいでしょう。

どんな場合に包茎の手術を検討すべき?

包茎の方は、どのような場合に手術を検討すべきなのでしょうか。下記に当てはまる場合は、手術を検討しましょう。

  • ・セックス時に激しい痛みを伴う
  • ・亀頭や包皮が炎症を起こしている
  • ・包皮をむいたときに出血する
  • ・ペニスの臭いが気になる
  • ・尿の飛び散りが気になる
  • ・包茎がコンプレックスとなりセックスから遠ざかっている
  • ・早漏が気になっている

実際に包茎手術を受けた方は、セックス時の痛みや炎症の痛みを理由として挙げていることが多い です。痛みは生活にも支障をきたしかねませんので、まずはカウンセリングだけでもよいのでクリニックで相談してみましょう。痛みの原因がはっきりし、どのように対処すればよいかをアドバイスしてくれるはずです。

また、痛みがなくてもペニスの臭いや尿の飛び散り、早漏などが気になっている方 も手術を検討しましょう。皮をむいて丁寧に洗うことである程度臭いは落とせますが、限界はあります。また、尿の出口付近に包皮があることで、まっすぐに尿を出せず飛び散ってしまうこともあります。

包茎の手術をし、常に皮がむけている状態になったことで自信が持てるようになり、仕事にも好影響があった方もいます。

包茎の手術は、快適な生活を送るための手段のひとつです。前向きに検討してみましょう。

メンズライフクリニックの包茎治療とは

メンズライフクリニックでは、30年の経験を持った包茎専門医による包茎手術を行っています。他クリニックの器具を使用した包茎手術とは違い、メンズライフクリニックは包茎専門医による完全ハンドメイド手術でお一人ひとりに合った治療で自然な仕上がりと痛みの少ない治療を実現します。

機能的にも外⾒的にも美しく仕上げます

メンズライフクリニックは、熟練の技術を誇る包茎専門医が包茎手術を担当いたしますので通常時はもちろん、勃起時のサイズも考えたうえで残すべき包皮の量を定めます。機能的にも外⾒的にも美しく仕上がるよう、慎重に⾒定めて切開線を決めてデザインを⾏います。包茎手術は⼀⽣に⼀度の治療で医師の技術力の差によって大きく結果が変わってきます。患者さまがご満足いただけるよう心がけていますのでお気軽にご相談をください。

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まとめ

包茎には大きく分けて真性包茎、仮性包茎、カントン包茎の3つがありますが、どの包茎もある程度セックス時に支障を伴います。 コンドームが外れやすいことや、早漏であること、場合によっては痛みが生じることも支障のひとつです。包茎を治すことで、それらのトラブルは回避できます。特に、痛みや炎症がある場合は、速やかにクリニックに相談し、包茎の手術を検討しましょう。

DOCTOR

監修医師

奥村 康之
医療顧問
奥村 康之 医師

経歴

  • 2005年 和歌山県立医科大学医学部卒業後
  • 大阪大学医学部附属病院にて麻酔科、形成外科研修医勤務
  • 藤田保健衛生大学附属病院 形成外科所属
  • 2007年~大手メンズクリニック、美容クリニック勤務後、
  • 2012年11月~AGAスキンクリニック名古屋院の院長就任
  • 2018年8月~医療法人社団真美会理事長に就任
  • 2021年5月~メンズライフクリニック医療顧問に就任
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包茎

メンズライフクリニックについて

メンズライフクリニックは、全国に16院を展開している男性専門総合クリニックです。
納得のいく仕上がりが期待できる完全ハンドメイドの包茎手術や、薬剤の注入による亀頭増大、陰茎増大、早漏改善治療などを提供しています。
痛みを抑えた麻酔を目指し、完全予約制とオール男性スタッフの対応により、患者様のプライバシーにも配慮しています。これまでに10代~80代までの方がご来院されており、多くのご支持をいただけるまでになりました。
当クリニックでは20年以上の豊富な経験を持つ医師が、カウンセリングから術後のアフターケアまでを全力で行います。多数の症例を基にした無料カウンセリングは、親切・丁寧を心掛けておりますので、お気軽にご相談ください。

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