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包茎のコラム医師監修による包茎についての記事

糖尿病が原因で包茎になる「糖尿病性包茎」とは?原因と対策を紹介

はじめに

糖尿病により皮膚がもろくなり、包皮や亀頭が炎症する糖尿病性包皮炎を繰り返すと、糖尿病性包茎を引き起こすケースがあります。食生活を見直し糖尿病を防ぐことが、糖尿病性包茎の対策です。本記事では、糖尿病性包茎や糖尿病が包茎の原因となる理由、対策はあるのかを解説します。

糖尿病が原因で包茎になる「糖尿病性包茎」とは?原因と対策を紹介

「糖尿病性包茎」とは

糖尿病性包茎とは、糖尿病によって引き起こされる包茎です。なぜ糖尿病と包茎が関係するのかと、疑問に感じるかもしれません。糖尿病が進むと皮膚がもろくなり、包皮に炎症ができやすくなります。これを、包茎性皮膚炎といいます。包茎性皮膚炎を繰り返すと、皮膚が硬化して包皮論(包皮口)が狭まり、包茎になった状態が糖尿病性包茎です。包皮輪は包皮の先端のことで、亀頭が露出する部位です。包皮輪が硬くなり狭くなると、亀頭が露出できなくなるので包茎になります。包茎は体の特徴であり先天的なもののように感じますが、糖尿病性包茎のように生活習慣の乱れが原因で、もともと包茎ではなかった方が後天的に包茎になることもあります。

糖尿病性包茎になってしまう原因は体の「糖化」

糖化とはAGEs(糖化最終生成物)と呼ばれる、老化物質が体にさまざまな影響を及ぼす症状です。AGEsは糖分と、脂質やタンパク質が結合して生成され、甘いものの過剰摂取や運動不足は、AGEsを増やす要因になります。「体の焦げ」とも呼ばれるAGEsは、分解されにくいため体内に蓄積しやすく、肌のたるみやしわ、しみ、血流悪化を引き起こす一因です。AGEsが蓄積して血流が悪化すれば、最終的に動脈硬化や糖尿病、心筋梗塞につながる恐れがあるのです。そして糖尿病は、糖尿病性包茎を発症させるリスクがあります。したがって、糖尿病性包茎の原因のひとつは、糖化であるといえるでしょう。

糖尿病になると「亀頭包皮炎」や「性感染症」になる危険性も

糖尿病は亀頭包皮炎や性感染症を、引き起こすリスクがあります。糖尿病の方は血行不良が起こりやすく、皮膚が硬くなってもろくなります。皮膚のコンディションが悪いと、包皮が切れやすく傷口に細菌が感染しやすくなるため、亀頭包皮炎や性感染症になる恐れがあるのです。亀頭包皮炎は亀頭や包皮が赤みや痛み、かゆみが発生する症状です。性感染症は性病の総称で、尖圭(せんけい)コンジローマやカンジダなどが当てはまります。かつてはパートナーとの性行為によって発症する、梅毒や淋病などに限られていましたが、性生活の多様化から性感染症に含まれる症状が増えました。尖圭コンジローマは亀頭や肛門の周辺に、イボができる症状です。カンジダは男性が感染すると、性器の皮膚炎や尿道炎を引き起こします。

これらの病気は糖尿病だけが原因ではありませんが、発症リスクが高まる恐れがあるといえます。

糖尿病にならないために生活習慣に気を付けよう

糖尿病は遺伝のような先天的なものから、生活習慣の乱れから発症するタイプなど、原因や種類がいくつかあります。特に多いのが「2型糖尿病」で、これは生活習慣が原因しているといわれており、「生活習慣病」のひとつでもあります。

糖尿病はインスリンの不足や、作用低下によって起こります。インスリンとはブドウ糖を分解し、血糖値を下げるホルモンです。

糖尿病を予防するためには、日々の生活習慣に気を付けることが重要です。食事は栄養バランスを考え、よく噛んで食べましょう。運動は血液中のブドウ糖を消費し、血糖値を下げ働きや、筋肉が増加するとインスリンの働きが高まります。特に有効な運動は、ウォーキング、ジョギング、水泳などの有酸素運動です。1週間で合計150分を目標に、週3回以上が推奨とされていますが、急な運動は身体への負担がかかります。少しずつ無理のない範囲で始めましょう。また、週に2回~3回の筋トレもおすすめです。

糖尿病性包茎の治療法は?市販薬は有効?

糖尿病性包茎は包茎のため、市販薬では治療できませんが、糖尿病性皮膚炎は市販の塗り薬で症状を緩和できます。ただし、自己判断で薬を使用すると悪化してしまう恐れがあるので、ドラッグストアなどに在籍している薬剤師や、販売登録者などに確認しましょう。例えば、リンデロンと呼ばれる皮膚炎治療薬が市販されていますが、こちらはステロイドが含まれており、適切に使用しないと、糖尿病が悪化する恐れがあります。なお、病院を受診する場合は、泌尿器科を受診します。泌尿器科で症状を確認すれば、より適切な薬を処方してもらえるため安心です。

包茎が原因で皮膚炎の症状が悪化すると、亀頭と包皮が癒着したり、包皮が硬くなってむけなくなったりなど、手術が必要になる場合もあります。しかし、包茎手術は基本的に保険適用で受けられないため、高額になりがちです。手術費用の負担も大きくなりますので、悪化する前に一度泌尿器科を受診し、皮膚炎の状態を確認してもらった方がよいでしょう。

糖尿病になってしまった場合、包茎手術は受けられる?

糖尿病でも、包茎手術を受けられます。しかし、クリニックによっては断られてしまう場合があります。糖尿病でも手術を受けられるクリニックかどうか、事前に確認しておきましょう。

糖尿病や包茎でお悩みの方はメンズライフクリニックへ

糖尿病が原因で包茎手術を断られた方や、糖尿病性包茎でお悩みの方は、メンズライフクリニックの無料カウンセリングでご相談ください。専門の医師がカウンセリングするため、的確なアドバイスをお伝えできます。また、包茎に関して治し方や手術費用など疑問や不安があれば、お気軽にご質問ください。

メンズライフクリニックの包茎治療とは

メンズライフクリニックでは、30年の経験を持った包茎専門医による包茎手術を行っています。他クリニックの器具を使用した包茎手術とは違い、メンズライフクリニックは包茎専門医による完全ハンドメイド手術でお一人ひとりに合った治療で自然な仕上がりと痛みの少ない治療を実現します。

機能的にも外⾒的にも美しく仕上げます

メンズライフクリニックは、熟練の技術を誇る包茎専門医が包茎手術を担当いたしますので通常時はもちろん、勃起時のサイズも考えたうえで残すべき包皮の量を定めます。機能的にも外⾒的にも美しく仕上がるよう、慎重に⾒定めて切開線を決めてデザインを⾏います。包茎手術は⼀⽣に⼀度の治療で医師の技術力の差によって大きく結果が変わってきます。患者さまがご満足いただけるよう心がけていますのでお気軽にご相談をください。

メンズライフクリニックの包茎⼿術の技術力とデザイン力
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まとめ

糖尿病性包茎は、糖尿病が原因で起こる包茎です。糖尿病により皮膚が硬化し、包皮が切れると炎症を引き起こす場合があります。繰り返しの炎症でさらに包皮が硬くなり、包皮輪が狭まることで包茎になってしまうのです。

包茎を改善する包茎手術は、糖尿病を理由に断られることがあります。しかし、対応してくれるクリニックもありますので、事前に確認しておきましょう。また、糖尿病は、糖尿病性皮膚炎の原因にもなります。糖尿病性皮膚炎は軽度であれば市販薬で緩和できますが、悪化すると手術が必要です。悪化する前に、一度病院で診察してもらいましょう。糖尿病性包茎でお悩みの方は、当院の無料カウンセリングで、お気軽にご相談ください。

DOCTOR

監修医師

奥村 康之
医療顧問
奥村 康之 医師

経歴

  • 2005年 和歌山県立医科大学医学部卒業後
  • 大阪大学医学部附属病院にて麻酔科、形成外科研修医勤務
  • 藤田保健衛生大学附属病院 形成外科所属
  • 2007年~大手メンズクリニック、美容クリニック勤務後、
  • 2012年11月~AGAスキンクリニック名古屋院の院長就任
  • 2018年8月~医療法人社団真美会理事長に就任
  • 2021年5月~メンズライフクリニック医療顧問に就任
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メンズライフクリニックについて

メンズライフクリニックは、全国に16院を展開している男性専門総合クリニックです。
納得のいく仕上がりが期待できる完全ハンドメイドの包茎手術や、薬剤の注入による亀頭増大、陰茎増大、早漏改善治療などを提供しています。
痛みを抑えた麻酔を目指し、完全予約制とオール男性スタッフの対応により、患者様のプライバシーにも配慮しています。これまでに10代~80代までの方がご来院されており、多くのご支持をいただけるまでになりました。
当クリニックでは20年以上の豊富な経験を持つ医師が、カウンセリングから術後のアフターケアまでを全力で行います。多数の症例を基にした無料カウンセリングは、親切・丁寧を心掛けておりますので、お気軽にご相談ください。

包茎手術の技術力