【医師監修】マイクロペニス(短小)とは？サイズの基準と治療法についてご紹介

ペニスが小さいといっても、その基準は人によって異なります。ここでは、医学的に定義される“マイクロペニス”と一般的なコンプレックスとの違いを明らかにします。

そもそもマイクロペニス(短小)とは、 正常な形をしていながら、長さが年齢ごとの平均値よりも極端に短いペニス のことです。成人男性は勃起時に、約7cm以下だとマイクロペニス(短小)に当てはまります。ただし、マイクロペニス(短小)の方に治療が必要とは言い切れません。サイズが小さいからといって、性器に異常などがあるとは限らないためです。ちなみに、マイクロペニス(短小)の方の割合は、 人口の0.6% (*1)といわれています。

*1 出典：UCL(University College London)「Surgeons pinch more than an inch from the arm to rebuild a micropenis」
（ https://www.ucl.ac.uk/news/2004/dec/surgeons-pinch-more-inch-arm-rebuild-micropenis ）

実は、腹部の脂肪が多いと陰茎が体内に埋もれやすく、見た目が小さくなることがあります。このような場合はマイクロペニスではなく、体型の改善で見た目も変わる可能性があります。

マイクロペニスは、先天性の身体的特徴であり、医学的には症候群やホルモン異常の一症状として扱われることがあります。具体的には、下記のような病気・状態が関係していることがあります。

• 成長ホルモン分泌不全症

• 染色体異常（クラインフェルター症候群など）

• 性分化疾患（DSD）

そのため、マイクロペニスは「単なる小ささの問題」ではなく、内分泌の異常や遺伝的な病気の兆候である可能性もあるのです。

「ペニスが小さい＝病気」と断定するのではなく、医師によるホルモン検査や身体検査によって原因を突き止めることが大切です。特に思春期を過ぎても成長が見られない場合には、早期の医療相談が推奨されます。

「マイクロペニス 病気」と検索して不安を感じている方は、まずは正しい知識を得て、必要であれば専門医へご相談ください。

パートナーとの性行為での満足度への不安、周囲との比較などから、自尊心を傷つけやすくなることがあります。思春期のトラウマが大人になっても尾を引くことも。

陰茎が短いと、膣内への精子到達が難しくなり、不妊の一因になることがあります。特に勃起状態でのサイズが極端に短い場合は注意が必要です。

陰茎が小さいと、包皮が余りやすくなるため、真性包茎や仮性包茎を引き起こしやすい傾向があります。これにより、恥垢がたまりやすく、不衛生な状態になるリスクがあります。

• 肥満気味なら減量を意識

• 睡眠と食生活の改善

• ストレスコントロールでホルモンバランスを整える

• PC筋（骨盤底筋）のトレーニングで血流促進

• 軽いストレッチや金魚運動（腰の左右スイング）も効果的

※過度な自己流マッサージや市販器具の使用は逆効果になる場合があるため注意が必要です。

陰茎の体内に埋もれている部分を引き出すことで、2〜8cmほど長くすることが可能な手術です。切る方法と切らない方法があり、料金は10万円〜30万円程度（保険適用外）です。

• 亀頭・陰茎に専用の薬剤を注入

• 所要時間は約10〜15分

• 持続期間に応じた複数のタイプを選択可能

メンズライフクリニックでは、7種類の治療から選べ、静脈麻酔でリラックスして受けられる環境を整えています。

マイクロペニス(短小)がコンプレックスになっている方は、メンズライフクリニックにご相談ください。当院では、 亀頭増大・陰茎増大治療 を提供しています。手術によって、 亀頭や陰茎にヒアルロン酸を中心とした薬剤などを注入し、ボリュームアップ を目指します。

当院の亀頭増大・陰茎増大治療は、次の7種類です。

「ペニスが小さい」「マイクロペニスかもしれない」と不安に感じている方へ。

それは単なるコンプレックスではなく、先天的な病気やホルモン異常のサインである可能性もあります。早めに医師に相談し、正しい情報と対策を得ることが、自信と安心につながります。