\ 24時間受付中 /
はじめに:正しい包茎のむき方を知る必要性
包茎とは、陰茎の亀頭が包皮によって完全に覆われている状態を指します。多くの男性にとって身近な悩みの一つですが、包茎であること自体が必ずしも病気というわけではありません。ただし、包皮を適切に扱えないことで、さまざまな問題が生じる可能性があります。
本記事では、包茎の種類やご自身でできるケアの方法、その際の注意点やリスクについて詳しく解説します。安全に包茎と向き合うための一歩として、ぜひ最後までお読みください。
包茎の種類とセルフケアの可能性
包茎にはいくつかの種類があり、それぞれ状態が異なります。ご自身の包茎がどのタイプに当てはまるのかを知ることは、適切なケアや対応を考えるうえで非常に重要です。包茎は、主に「仮性包茎」「真性包茎」「カントン包茎」の3つのタイプに分けられ、セルフケアの可否は以下のとおりです。
|
状態 |
セルフケアの可否 |
注意点 |
|
仮性包茎 |
可能 |
痛みのない範囲で、継続的に行う |
|
真性包茎 |
困難 |
無理は禁物。医療機関への相談を検討 |
|
カントン包茎 |
危険を伴う |
決して無理にむかない。早めに医療機関へ相談 |
ご自身の状態を見極め、適切な対応を検討しましょう。それぞれ詳しく解説します。
仮性包茎とは
包茎の中で最も一般的とされるのが「仮性包茎」です。仮性包茎は、普段は亀頭が包皮に覆われていますが、手でむいたり、勃起したりすると亀頭が完全に露出する状態を指します。仮性包茎の主な特徴は以下の通りです。
-
普段の状態
亀頭が包皮で覆われている -
手でむいた場合
亀頭が完全に露出する -
勃起時
亀頭が完全に、またはほぼ完全に露出する
多くの男性は成長過程で自然に包皮がむけるようになりますが、仮性包茎のまま成人する方も少なくありません。比較的安全にセルフケア(自分で包皮をむく練習)が可能とされているのは、主にこの仮性包茎です。
仮性包茎は、医学的にすぐに治療が必要となるケースは少ないとされていますが、衛生面での問題や、見た目に関する悩みを持つ方もいます。正しい知識を持ち、必要に応じて適切なケアや対処法を検討することが大切です。
真性包茎とは
真性包茎とは、亀頭が全く露出しないか、指でむこうとしても包皮口が狭く、むくことができない状態を指します。真性包茎は、主に以下の2つのケースに分けられます。
-
物理的にむけないケース
包皮の先端(包皮口)が非常に狭く、亀頭全体が完全に包皮に覆われています。指で引っ張っても、包皮口が狭すぎて亀頭を露出させることができません。 -
癒着しているケース
亀頭と包皮の内側がくっついて(癒着して)おり、物理的に剥がすことができない状態です。成長とともに自然に剥がれることもありますが、癒着が強い場合は剥がれません。
真性包茎の場合、仮性包茎のようにご自身で包皮をむいて慣らすといったセルフケアは、基本的に難しいとされています。無理にむこうとすると、包皮が裂けたり、痛みや傷、出血、血行不良などのリスクを伴い、非常に危険です。また、むけないことで亀頭や包皮の裏側に恥垢が溜まりやすく、不衛生になりやすいという問題もあります。
真性包茎でお悩みの場合や、ご自身の状態が真性包茎にあたるかどうか不明な場合は、自己判断せず専門の医療機関に相談することが推奨されます。
カントン包茎とは
カントン包茎は、包皮を亀頭の後ろ側に無理にむいた際に、狭くなった包皮の出口が亀頭を締め付けてしまい、元に戻せなくなる包茎の状態です。医学的には「嵌頓包茎」と表記されます。
この状態が続くと、締め付けられた亀頭への血流が悪くなり、うっ血や腫れを引き起こします。ひどい場合には、亀頭の組織が壊死してしまう危険性もある緊急性の高い状態です。特に、仮性包茎の方が勃起時や性行為時などに無理に包皮をむこうとしてカントン包茎になってしまうケースが見られます。
カントン包茎は、放置すると亀頭が壊死する可能性もあります。もしカントン包茎になってしまった場合は、自力で無理に戻そうとせず、速やかに医療機関を受診することが非常に重要です。決して放置しないようにしてください。
|
包茎にお悩みの方へ 包茎専門医のいるメンズライフクリニックへご相談ください。 |
|
| ・包茎専門医として30年以上 |
・治療実績100,000件以上 |
| ・全国各院が駅チカの人目のつかない場所 |
・完全貸切で誰にも会いません |
| 無料カウンセリングはこちら | |
仮性包茎の正しいむき方と慣らす方法

仮性包茎の場合、ご自身で包皮をむいて亀頭を露出させる練習を行うことが可能です。ただし、必ず清潔な状態で行うことが重要です。以下の手順を参考にしてください。
-
石鹸で手と陰茎をよく洗い、清潔な状態にします。
-
勃起していない状態で、包皮の先端をゆっくりと引き下げます。
-
亀頭が完全に露出するまで、無理のない範囲でむきます。
-
数分間その状態を保ち、包皮をゆっくりと元に戻します。
この動作を繰り返すことで、包皮の伸縮性を高め、亀頭を刺激に慣らしていきます。また、セルフケア中の痛みが気になる場合は、以下の方法を試してみるとよいでしょう。
-
入浴中など、体が温まりリラックスしている状態で行う
-
ワセリンなどの保湿剤を使い、摩擦を減らして滑りを良くする
決して無理に力を入れず、痛みを感じたらすぐに中止するようにしましょう。個人差がありますが、亀頭が完全に露出した状態を維持できるようになるまでには、数週間から数ヶ月かかることがあります。焦らず、毎日継続して行うことが大切です。慣れてきたら、むいたままの時間を少しずつ長くしてみてください。
むくときの注意点とリスク
包茎のセルフケアとして皮をむく際、無理に行うことは大変危険です。特に仮性包茎以外の場合や、癒着が強い場合などに無理な力を加えると、さまざまなリスクやトラブルを引き起こす可能性があります。
傷や炎症、出血のリスク
包茎のセルフケアを行う際には、無理なむき方や不適切な方法によって、傷や炎症、出血といったリスクが生じる可能性があります。具体的には、以下のようなリスクが考えられます。
-
傷
強く引っ張りすぎると、亀頭や包皮が傷つく恐れがあります。爪などで引っ掻いてしまうこともあります。 -
炎症
傷口から細菌が侵入し、炎症(亀頭包皮炎など)を引き起こすことがあります。清潔に保てない場合、雑菌が繁殖しやすくなります。 -
出血
包皮が裂けたり、傷ついたりすることで出血することがあります。特に乾燥している状態で無理にむくと、摩擦により傷つきやすいので注意しましょう。
これらの症状は、痛みを伴うだけでなく、治癒に時間がかかったり、悪化したりする可能性もあります。安全にセルフケアを行うためには、優しく丁寧に行い、少しでも異常を感じたらすぐに中止することが重要です。清潔を保つことも非常に大切です。
締め付けによる血行不良
無理なセルフケアは、特にカントン包茎の方に深刻なリスクをもたらす可能性があります。カントン包茎は、むいた包皮が亀頭の根本で締め付けられて戻らなくなる状態を指します。この状態になると、以下のようなリスクが考えられます。
-
血行不良
締め付けられた部分の血流が悪化します。 -
腫れや痛み
亀頭や包皮が腫れて強い痛みを感じることがあります。 -
嵌頓(かんとん)
放置すると締め付けがさらに強くなり、組織が壊死する危険性があります。
無理にむこうとしたり、むけたとしても長時間そのままにしておいたりすることは非常に危険です。特に勃起時は亀頭が大きくなるため、さらに締め付けが強まる可能性があります。カントン包茎の疑いがある場合や、むいた後に戻せなくなった場合は、決して無理せず、すぐに医療機関を受診してください。セルフケアは仮性包茎の場合に限られることを理解しておくことが重要です。
清潔を保つことの重要性
包茎のセルフケアを行ううえで、最も重要なことの一つが「清潔を保つこと」です。包皮の内部や亀頭は非常にデリケートであり、不衛生な状態はさまざまなトラブルの原因となります。清潔に保つことで、細菌の繁殖を防ぎ、炎症や感染症(亀頭包皮炎など)のリスクを減らすことが可能です。また、垢(恥垢)の蓄積を防ぎ、悪臭や不快感にもつながります。
|
行為 |
注意点 |
|---|---|
|
洗浄 |
刺激の少ない石鹸を使用し、強くこすらない |
|
乾燥 |
清潔なタオルで優しく押さえるように拭く |
|
保湿(任意) |
乾燥が気になる場合は刺激の少ないクリーム |
清潔な状態を保つことで、安全にセルフケアを続けることができます。上記のポイントを押さえて清潔保持に努め、異常を感じたらすぐにケアを中止してください。
年齢によるアプローチの違い

包茎への対応は、年齢によって適切なアプローチが異なります。ご自身の年齢や包茎の種類に合わせて、適切な方法を選択することが大切です。
思春期以前(子供)の場合
子供の包茎は、成長に伴って自然に改善することが多いため、過度な心配や無理なケアは不要です。特に赤ちゃんや幼児期では、亀頭と包皮が癒着している「生理的包茎」が一般的です。多くの男の子は、思春期にかけてペニスの成長とともに自然に包皮がむけるようになります。
|
年齢 |
一般的な状態 |
推奨されるケア |
|
乳幼児期 |
生理的包茎が一般的 |
無理にむかず清潔を保つ |
|
小児期~思春期 |
自然にむけてくることが多い |
清潔を保ち、必要以上に触らない |
もし、排尿時に包皮が風船のように膨らむ、亀頭の先端が見えないなどの症状がある場合は、一度専門医(小児泌尿器科など)に相談することをおすすめします。無理なセルフケアはせず、専門家の判断を仰ぐことが大切です。
思春期以降(大人)の場合
思春期を過ぎて男性器の成長がある程度完了しても、仮性包茎が自然に改善しない方もいます。大人の場合は、基本的には清潔を保ちながら、ご自身でゆっくりとむく練習を続けることが可能です。ただし、無理にむこうとすると、傷や痛みの原因となることがあります。特に、勃起時にも亀頭が完全に露出しない真性包茎や、むいた皮が戻らなくなるカントン包茎の傾向がある場合は、セルフケアが難しいだけでなく、危険を伴う可能性があります。
大人がセルフケアを行う際のポイントは以下の通りです。
-
清潔な手と陰茎で行う
-
痛みのない範囲で少しずつ行う
-
毎日継続する
-
むいた後は必ず皮を戻す
セルフケアで改善が見られない場合や、少しでも不安がある場合は、医療機関に相談することをおすすめします。
|
包茎にお悩みの方へ 包茎専門医のいるメンズライフクリニックへご相談ください。 |
|
| ・包茎専門医として30年以上 |
・治療実績100,000件以上 |
| ・全国各院が駅チカの人目のつかない場所 |
・完全貸切で誰にも会いません |
| 無料カウンセリングはこちら | |
セルフケア以外の選択肢:医療機関での治療
ご自身の包茎について、セルフケアでは改善が見られない場合や、安全面で不安がある場合は、医療機関の受診を検討しましょう。特に、以下のようなケースでは専門医に相談することをおすすめします。
-
真性包茎・カントン包茎の場合
亀頭が全く露出しない、あるいは無理にむくと元に戻らなくなる危険性があるため、セルフケアは推奨されない -
セルフケアで痛みや出血、炎症が生じた場合
自己判断せず、適切な処置や診断を受ける必要がある -
繰り返し亀頭や包皮に炎症を起こす場合
慢性的な炎症は他の疾患につながる可能性がある -
見た目や衛生面、性行為などに関して強い悩みがある場合
専門的な立場から、適切なアドバイスや治療法を提案
医療機関では、包茎の状態を正確に診断し、一人ひとりに合った治療法を提案してくれます。ここでは、手術とそれ以外の治療法についてご紹介します。
包茎手術の種類と概要
セルフケアが難しい場合や、見た目の改善、衛生面の向上などを目的とする場合は、医療機関での手術も選択肢となります。包茎手術にはいくつかの種類があり、症状やご希望によって最適な方法が異なります。主な手術方法は、以下のとおりです。
-
環状切開術
余分な包皮を環状に切除し縫合する方法で、最も一般的 -
背面切開術
包皮の背中側だけを切開し、亀頭を露出しやすくする方法 -
亀頭直下デザイン
包皮の切開線を亀頭のすぐ下に合わせることで、傷跡を目立たなくさせる工夫がされた環状切開術の一種
これらの手術は、局所麻酔を用いて行われることがほとんどです。手術時間や費用、術後の経過は方法によって異なりますので、医師とよく相談することが重要です。
手術以外の治療法(矯正器具など)とその有効性・リスク
包茎の治療法は手術だけではありません。仮性包茎など軽度のケースでは、矯正器具やリング、クリームなどを用いる方法もあります。
-
矯正リング・器具
亀頭や陰茎に装着し、物理的に包皮をむいて固定することで、癖づけを試みる方法 -
ステロイド軟膏
包皮の伸展性を高める目的で、包皮の開口部が狭くなっている場合に、一部の包茎に対して医師の指導のもと使用される
これらの方法は手術に比べて身体的な負担が少ないという利点がありますが、効果には個人差があり、効果が一時的な場合や時間がかかる場合が多いです。また、誤った使用は、痛みや炎症、血行障害を引き起こす可能性があります。これらの方法を試す際は、必ず専門医に相談し、適切な指導を受けることが重要です。安易な自己判断での使用は避けましょう。
|
包茎にお悩みの方へ 包茎専門医のいるメンズライフクリニックへご相談ください。 |
|
| ・包茎専門医として30年以上 |
・治療実績100,000件以上 |
| ・全国各院が駅チカの人目のつかない場所 |
・完全貸切で誰にも会いません |
| 無料カウンセリングはこちら | |
まとめ:安全に包茎と向き合うために

包茎は、その種類によってセルフケアが可能な場合と、医療的な介入が必要な場合があります。特に仮性包茎では、清潔な状態での適切なむき方を習慣づけることで改善が期待できます。ただし、無理なむき方は、傷や炎症、出血などのリスクを高めるだけでなく、カントン包茎の原因となる可能性があるため注意しましょう。
セルフケアで改善が見られない場合や、真性包茎、カントン包茎の場合は、迷わず泌尿器科などの専門医に相談しましょう。手術以外にも複数の治療法があります。包茎と安全に向き合うためには、ご自身の状態を正しく理解し、適切なアプローチを選択することが大切です。
メンズライフクリニックは、包茎治療をメインに行う男性専用クリニックです。豊富な治療実績と症例数で、安心して治療をお受けいただけます。スタッフも全員男性であり、プライバシーに配慮して完全個室での対応のため、気恥ずかしさを感じる必要はありません。お悩みの方は、ぜひお気軽に無料カウンセリングにてご相談ください。
|
包茎にお悩みの方へ 包茎専門医のいるメンズライフクリニックへご相談ください。 |
|
| ・包茎専門医として30年以上 |
・治療実績100,000件以上 |
| ・全国各院が駅チカの人目のつかない場所 |
・完全貸切で誰にも会いません |
| 無料カウンセリングはこちら | |
監修医師
形成外科医師
内川 晶氏 医師
経歴
埼玉医科大学医学部形成外科卒業
美容外科専門クリニック
城本クリニック
メンズライフクリニック東京・新宿院 院長就任
包茎コラム一覧
包茎の皮の種類別セルフチェック!放置するリスクと安全な改善方法を解説
東京で包茎手術を受ける前に知っておくべき注意点と医院の選び方
勇気と笑いのカミングアウト!包茎手術を告白した芸能人たちの人生激変ビフォーアフター
仮性包茎は治療した方がいい?放置による3つのデメリットと改善方法
カントン包茎の原因と症状|状態や放置するリスクと治療法まで解説
包皮が切れたらすぐに病院?医師監修の自宅での正しいケアと治療方法
【恥垢の正体】なぜ溜まる?原因と今日からできる清潔キープ術を解説
包茎による不快な臭いを解消!専門医が教える原因別改善策と予防法
包茎でも銭湯を楽しめる!気になる疑問を解消し、堂々と入浴するための完全ガイド
カントン包茎の見分け方と症状チェック|自力で治せる?治し方の選択肢も解説
他のカテゴリ
