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はじめに:早漏で悩むすべての方へ
早漏は、性行為において意図したより早く射精してしまう状態を指し、多くの男性が一度は経験するか、悩みを抱えているデリケートな問題です。具体的な時間の基準としては、以下のようなものが参考にされることがあります。
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基準の名称 |
定義 |
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生涯性早漏(Primary Premature Ejaculation) |
初めての性体験から一貫して見られ、性行為開始から約1~2分以内に射精に至る場合が多い |
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後天性早漏(Acquired Premature Ejaculation) |
以前は問題がなかったのに、ある時期から性行為開始から約3分以内に射精に至るようになった場合が多い |
ただし、これはあくまで目安であり、射精までの時間だけでなく、その状態によって本人がどれだけ精神的な苦痛を感じているかどうかも重要な判断基準です。ある統計では、成人男性の約20〜30%に早漏の経験があるという報告もあります。
この記事では、早漏の原因を深く理解し、今日からご自身で取り組める具体的なセルフケア方法についてご紹介します。性行為中に試せる工夫、さらに専門的な医療機関での治療選択肢まで、網羅的にご紹介します。
早漏の主な原因を理解する
早漏の原因は一つではなく、さまざまな要因が複雑に絡み合っていることが多くあります。主な原因としては、身体的なものと精神的なものです。これらの原因を理解することが、ご自身に合った対策を見つけるための第一歩となります。
身体的な要因
早漏には、体の状態が影響しているケースがあります。主な身体的要因として、以下のようなものが考えられます。
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要因の種類 |
具体的な状態 |
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神経系 |
亀頭の過敏性 亀頭の神経が発達しすぎている、または外部からの刺激に対して過敏になっている状態です。特定の刺激に対して早く反応しすぎてしまうことがあります。 |
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脳内物質 |
セロトニンの不足 脳内の神経伝達物質であるセロトニンは、射精のタイミングをコントロールする働きに関わっています。セロトニンの量が少ないと、射精が早まる可能性があると考えられています。 |
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炎症 |
前立腺炎、尿道炎 前立腺炎や尿道炎といった炎症が、射精反射に影響を与えることがあります。 |
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内分泌系 |
特定ホルモンの分泌異常 特定のホルモンの分泌異常が、早漏に関与している可能性も指摘されています。 |
これらの身体的な要因が単独で、あるいは他の要因と組み合わさることで早漏を引き起こすと考えられています。
精神的な要因
早漏には、心理的な要素が大きく関わっていることが少なくありません。特に以下のような精神的要因が考えられます。
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要因の種類 |
具体的な状態 |
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不安やプレッシャー |
「失敗したくない」「パートナーを満足させたい」といった過度なプレッシャーや不安感が、性行為中の緊張を高め、早漏を引き起こすことがあります。過去の性行為での失敗経験やトラウマも影響することがあります。 |
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うつ病やストレス |
精神的な健康状態は性機能に影響を与えます。うつ病や慢性的なストレスは、性欲の低下だけでなく、早漏の原因となる可能性が指摘されています。 |
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新しいパートナーや環境 |
慣れない状況や新しいパートナーとの性行為は、緊張や興奮が高まりやすく、一時的に早漏になることがあります。 |
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性行為への誤った認識 |
性行為は挿入から射精までの時間だけで評価されるべきではないにも関わらず、「早く射精することは恥ずかしい」「もっと長時間持つべきだ」といった思い込みが、かえってプレッシャーとなり症状を悪化させることがあります。 |
これらの精神的な要因は、身体的な問題がない場合でも早漏を引き起こす、または悪化させる可能性があります。
加齢に伴う変化
早漏の原因の一つとして、加齢に伴う身体の変化が挙げられます。年齢を重ねることで、性機能に関わるいくつかの変化が起こりやすくなります。
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要因の種類 |
具体的な状態 |
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神経の感受性の変化 |
性器周辺の神経の感受性が高まる、あるいは逆に鈍感になることで、射精のコントロールが難しくなることがあります。 |
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ホルモンバランスの変化 |
男性ホルモンであるテストステロンの分泌量が減少することで、性的な反応やコントロールに影響を与える可能性があります。 |
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血流の変化 |
加齢により血管の機能が低下し、血流が悪くなることで、性的な興奮の維持やコントロールに影響を及ぼすことも考えられます。 |
これらの変化は個人差が大きいですが、早漏の背景にある身体的な要因の一つとして理解しておくことが大切です。
今日からできる!早漏防止のセルフケア

早漏の改善に向けて、ご自宅で手軽に試せるセルフケアがいくつかあります。ここでご紹介するセルフケアは、継続することで少しずつ効果を実感していきます。焦らず、ご自身のペースで取り組んでみてください。
骨盤底筋を鍛えるトレーニング
早漏のセルフケアとして、骨盤底筋を鍛えるトレーニングが有効であると考えられています。骨盤底筋は、尿道や肛門を締める役割を持つ筋肉の集まりです。この筋肉を意識的に動かすことで、射精をコントロールする力を高める効果が期待できます。
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ケーゲル体操
尿意を我慢する時や排便を途中で止める時に使う筋肉(骨盤底筋)を意識し、数秒間キュッと締め、ゆっくりと緩める動作を繰り返します。 -
ヒップリフト
仰向けになり、膝を立てて足の裏を床につけます。お尻を持ち上げる際に、骨盤底筋を意識的に締めます。
これらのトレーニングは、日常生活の隙間時間にも手軽に行うことができます。例えば、電車での移動中やデスクワーク中などにも行うことが可能です。継続することで、徐々に効果を実感できるようになるでしょう。骨盤底筋トレーニングは、早漏の改善だけでなく、尿漏れ予防など他の健康効果も期待できます。焦らず、毎日少しずつでも続けることが大切です。
行動療法に基づいたコントロール方法
早漏を改善するために、ご自身でできる行動療法も有効です。これは、性的な興奮や射精のタイミングをコントロールするスキルを段階的に習得する方法です。主なものとして、以下の2つの方法があります。
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ストップ・スタート法(スクイズ法)
性的な興奮が高まり、射精しそうになったら一度性行為を中断します。陰茎の亀頭直下あたりを軽く圧迫(スクイズ)するか、単に刺激を止めて興奮を鎮めます。落ち着いたら再開し、これを繰り返すことで射精までの時間を徐々に延ばすことを目指します。 -
セクシュアル・フォーカス法
射精を目的とせず、お互いの身体的な触れ合いや快感に焦点を当てる方法です。性的なプレッシャーを減らし、リラックスした状態でパートナーとの親密さを深めることを目的とします。
これらの行動療法は、継続することで体の反応や興奮のコントロールを学ぶ助けとなります。最初は難しく感じるかもしれませんが、焦らず繰り返し試していくことが大切です。
パートナーとのコミュニケーション
早漏の改善には、パートナーとのオープンなコミュニケーションが非常に重要です。コミュニケーションを通じて、お互いの理解が深まり、性行為へのプレッシャーが軽減されることがあります。また、性行為の最中にも、感じている刺激の強さやペースについて言葉で伝え合うことで、射精のタイミングをコントロールしやすくなる場合があります。
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コミュニケーションのメリット |
具体的な効果 |
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精神的な負担軽減 |
「失敗したらどうしよう」という不安が和らぐ |
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相互理解の促進 |
パートナーも問題解決に積極的に関われるようになる |
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性行為中のコントロール向上 |
刺激の調整や休憩のタイミングを共有できる |
パートナーはあなたの最大の理解者であり、協力者になり得ます。まずは正直な対話から始めてみましょう。
使用するアイテムの工夫
性行為中に特定のアイテムを取り入れることで、早漏の改善を目指す方法があります。これらのアイテムは、亀頭の感度を調整したり、物理的な刺激を軽減したりすることを目的としています。代表的なアイテムとしては、以下のようなものが挙げられます。
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コンドーム
厚みのあるものや、感度低下剤(麻酔成分)が塗布されているものを選ぶことで、亀頭への刺激を和らげることができます。 -
早漏防止スプレー・ジェル
局所麻酔成分(リドカインなど)が含まれており、直接亀頭に塗布することで感度を一時的に鈍らせる効果が期待できます。使用方法や効果の持続時間は製品によって異なります。 -
リング
陰茎の根元に装着することで、血流を調整し、射精までの時間を引き延ばす効果が期待できるとされています。
ただし、これらのアイテムの効果には個人差があります。また、パートナーの同意や理解を得ながら使用することが大切です。使用上の注意点をよく読み、安全に配慮してください。効果が感じられない場合や、肌に合わない場合は使用を中止し、他の方法や専門家への相談を検討しましょう。
体位の選択による影響
性行為における体位の選択も、早漏対策として有効な場合があります。特定の体位は、刺激の強さを調整したり、射精へのプレッシャーを軽減したりするのに役立ちます。一般的に、以下の体位が早漏対策に適していると言われています。
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女性主導の体位
パートナーが動きをコントロールするため、男性は受動的になりやすく、刺激を抑えやすい傾向があります。また、男性は挿入角度や深さを調整する余裕が生まれます。 -
挿入が浅くなる体位
刺激を感じやすい部分への直接的な摩擦を減らすことができます。
逆に、男性が主導権を握りやすく、深く挿入しやすい体位(例:正常位、バックなど)は、刺激が強くなりやすいため、早漏の方には不向きな場合があります。体位ごとの刺激の感じ方には個人差がありますが、パートナーと相談しながら、よりリラックスでき、刺激をコントロールしやすい体位を試してみることをおすすめします。
医療機関での治療選択肢
早漏の改善には、セルフケアや行動療法だけでなく、医療機関での治療も有効な選択肢となります。医師の診断に基づき、原因や症状に合わせた専門的な治療を受けることが可能です。
早漏治療薬について
早漏の改善には、薬剤によるアプローチも選択肢の一つです。現在、日本国内で保険適用されている早漏治療薬はありませんが、自由診療で処方される薬剤があります。主な薬剤の種類としては、以下のものが挙げられます。
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選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
経口薬として服用する薬で、セロトニンの働きを調整し、射精反射を遅らせる効果が期待されます。 -
局所麻酔薬
クリームやスプレータイプがあり、感覚を鈍麻させることで射精までの時間を延長させる方法です。手軽に試せる反面、パートナーにも影響が出る可能性があるため、使用方法には注意が必要です。市販薬もありますが、医師に相談のうえ使用するのが安心です。
これらの薬剤は、医師の診断に基づき、個々の状態に合わせて処方されます。効果には個人差があり、副作用のリスクもあるため、必ず専門医の指示に従って使用することが重要です。また、早漏治療薬は、あくまで症状を緩和するものであり、根本的な原因解決にはセルフケアや行動療法との併用が推奨される場合もあります。
ED治療薬との関連性
ED(勃起不全)と早漏は、併発することがあります。勃起力が不十分だと感じるために、焦りから射精が早まってしまうなどのケースがあり、両方の治療を行う場合もあります。
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症状 |
主な問題 |
治療アプローチの例 |
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ED |
十分な勃起が得られない |
勃起補助薬(PDE5阻害薬) |
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早漏 |
意図せず早く射精する |
SSRI、局所麻酔薬など |
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EDと早漏 |
勃起不全と早期射精の併発 |
両方の治療を検討 |
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ED治療薬は、勃起をサポートすることで性行為の満足度を高めることが目的です。これにより、性行為への自信を取り戻し、結果として早漏の改善が期待できます。ただし、ED治療薬自体に射精を遅らせる直接的な効果があるわけではありません。あくまで勃起機能を改善することによる間接的な影響です。早漏の主な原因がEDにある場合に有効なアプローチとなり得ます。
医師は、患者様の状態を正確に診断し、早漏の原因がEDにあるのか、それとも別の要因によるものなのかを見極めます。その診断に基づき、ED治療薬が早漏治療の一環として適切かを判断します。自己判断せず、必ず専門医に相談することが重要です。
その他の可能性のある治療法
早漏の治療法として、薬物療法や行動療法以外にも、いくつかの選択肢が研究されています。
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手術療法
非常に重度の早漏に対して、陰茎の知覚神経の一部を切断する手術が行われることがあります。しかし、非常に侵襲的で、効果や副作用の点で議論があり、一般的ではありません。通常は他の治療法で効果が見られない場合に検討される、限定的な選択肢です。 -
心理療法
早漏の原因が精神的なものである場合に有効です。カウンセリングなどを通じて、不安やストレスを軽減し、性行為に対する考え方や感じ方を変えていくアプローチです。
これらの治療法については、必ず専門医と相談し、ご自身の状態や希望に合った方法を選択することが重要です。安易な自己判断は避けましょう。
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専門家への相談を検討するポイント

早漏の原因は多岐にわたるため、セルフケアで改善が見られない場合や、不安が大きい場合は専門家への相談を検討しましょう。専門家は、医学的な観点から正確な診断と適切な治療法を提供してくれます。
どの診療科を受診すべきか
早漏に関するお悩みは、泌尿器科で相談するのが一般的です。泌尿器科は、男性の生殖器や尿路系の疾患を専門とする診療科であり、早漏の診断や治療に精通しています。
ただし、早漏の原因が精神的な要因が大きいと考えられる場合は、精神科や心療内科が適していることもあります。心因性の早漏に対しては、カウンセリングや行動療法、抗うつ薬などが有効な選択肢です。
まずは泌尿器科を受診し、医師に相談してみましょう。必要に応じて、専門医が他の診療科を紹介してくれます。
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主な原因 |
適切な診療科 |
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身体的な要因が疑われる |
泌尿器科 |
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精神的な要因が疑われる |
精神科、心療内科 |
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特定の疾患が関連している可能性がある |
原因疾患に応じた診療科 (泌尿器科、内分泌内科など) |
早めに専門家に相談することで、適切な診断と治療を受け、改善への道筋が見えてくるはずです。一人で抱え込まず、専門家のサポートを頼りましょう。
治療による改善の見込み
早漏は、適切な治療によって改善が見込める症状です。多くの治療法があり、個々の原因や状態に合わせて選択することで、性行為におけるコントロール能力を高めることが期待できます。治療による改善の見込みは、選択する治療法や個人の状態によって異なりますが、一般的に以下のような点が挙げられます。
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性行為時の持続時間の延長
治療薬や行動療法などにより、射精までの時間を意図的にコントロールできるようになることが期待できます。 -
自信の回復
コントロール能力の向上は、性行為に対する不安を軽減し、自信を取り戻すことにつながります。 -
パートナーシップの改善
お互いの満足度が高まることで、パートナーとの関係性がより良好になる可能性があります。
早漏は改善が可能な状態であり、専門家のサポートを受けることで、悩みの軽減につながることが期待できます。まずは、ご自身の状態について相談してみることをおすすめします。
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まとめ:早漏は改善できる問題です
早漏は多くの男性が抱える悩みですが、決して改善できない問題ではありません。原因を正しく理解し、適切な対策を講じることで、性行為の満足度を高めることが可能です。適切なステップを踏むことで、以前のような自信を取り戻し、より豊かな性生活を送ることができるでしょう。諦めずに、改善への一歩を踏み出してみてください。
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監修医師
泌尿器科医師
宮﨑 元祥 医師
経歴
北里大学医学部医学科 卒業
新潟県厚生連糸魚川総合病院にて臨床研修を開始 臨床研修修了後、大手総合病院にて診療に従事
メンズライフクリニック(旧六本木EDクリニック)を開設 池袋院 院長を務める
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