ママチャリやロードバイクなど、自転車の種類はさほど関係ないといわれているので、自転車に例外はないと心得ておきましょう。今回を機に、日頃の自転車生活を見直してみてください。

はじめに
自転車とED、本当に関係があるの!?
自転車によってEDが引き起こされるメカニズムとは?
EDの原因はいくつかありますが、自転車によるEDの場合は器質性に当てはまるといえます。器質性のEDとは、血管や神経に異常が生じたことによって勃起できない状態のこと。たとえば、血管に異常が生じて動脈硬化になると、血管が詰まりやすくなります。すると血行が低下するため、陰茎に血液がうまく流れ込まなくなりEDが起こります。
とくに、陰茎内の動脈は直径1~2mmととても細いため、動脈硬化になるとすぐに血管が詰まってしまうのです。
この血管障害の原因はさまざまですが、その中の1つに自転車のサドルにまたがった状態が続くことも入ると考えられています。
自転車のサドルによって性器周辺の血管と神経に圧迫がかかり、血流障害や神経障害が起こりやすくなるといわれているのです。
とくに、肛門と外陰部の間の血管が圧迫され、この状態がしばらく続くと性器周辺の血流が停滞します。自転車に乗っているとき、会陰部にしびれなどを感じた経験があるという方は、EDの前兆かもしれません。
普段、近所を移動する程度で1~2分間自転車に乗るくらいであれば問題ありませんが、1日の中で継続的に1時間以上、連日のように乗っているという方は要注意です。
自転車によるEDを防ぐための方法とは?
自転車が生活の一部だという方にとって、ED対策のために今すぐ自転車を禁止するのは難しいと思います。EDを防ぎながら自転車に乗るためには、サドルの選び方と乗る時間を見直すことが大切です。
まずサドルについてですが、細く硬いものではなく、幅が太くてクッション性が高いものを選ぶと、性器周辺への刺激を弱められると考えられます。
よりクッション性を高めるため、サドルカバーを装着したり、股パッド入りのスパッツを着たりなどの方法もおすすめです。とにかく刺激を緩和させることを意識しましょう。
また、毎日継続して自転車に乗るのではなく、1日おきにしたり、1回の乗車時間を30分以内にしたりなど、少しずつ自転車に乗る機会を減らしていくことも大切です。
とくに年齢が上がるほどEDのリスクも上昇します。自転車は適度な運動に最適ですが、年齢との兼ね合いを見ながら、付き合い方を見直していきましょう。
さらに、喫煙や飲酒などの習慣があるという場合、よりEDリスクが上昇します。
生活習慣の中にEDのリスクファクターを抱えている方は、なるべく自転車との距離を取るほうが安心です。
まとめ
- 運動にもなり移動手段として便利な自転車ですが、毎日長時間にわたって愛用しすぎていると、EDのリスクが上がります。
男性機能が衰えたと感じたらED専門クリニックへご相談ください。 |
|
血行不良によるEDは次世代のED根本治療で改善が期待できます。 |
|
ADVICE 医師からのワンポイントアドバイス
POINT EDは根本的に治療することが大切です!
ED治療には一般的にED治療薬を利用されることが主流ですがこれは一時的にEDを改善するためであり根本的に勃起不全を改善できるわけではありません。次世代のED治療であるEDウェーブⅡを用いることで、ED治療薬を服用できなかった方や副作用が心配な方、ED治療を根本的に治療したい方におすすめの治療方法をご紹介します。
|
監修医師

泌尿器科医師
宮﨑 元祥 医師
経歴
北里大学医学部医学科 卒業
新潟県厚生連糸魚川総合病院にて臨床研修を開始 臨床研修修了後、大手総合病院にて診療に従事
メンズライフクリニック(旧六本木EDクリニック)を開設 池袋院 院長を務める
ED(勃起不全)コラム一覧

EDが筋トレで治る?効果のある3つの方法とやってはいけないNG習慣

EDが治った!克服のきっかけになる生活習慣5選

精力剤の種類や効果は?男女別の精力低下によるリスクも解説

性病(性感染症)が原因でEDになることはある?リスクや3つの予防方法を徹底解説!

【医師監修】ペニスが中折れする原因と改善・対策方法を解説

【医師監修】EDとは?男性不妊との関係性や原因・改善方法を医師が解説

【医師監修】マカは精力増強に効果的?精力剤の働きや選び方について医師が解説!

【医師監修】勃たない悩みはEDかも?EDの原因と解決方法を紹介

【医師監修】遅漏・早漏とは?原因や治療・改善方法を解説

レビトラの効果とは?服用方法や副作用、ジェネリック医薬品との違いを医師が解説
他のカテゴリ